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こんにちは！

屋根塗装・外壁塗装塗り替え工事専門店の株式会社キスです。

塗装工事の中で目にする「下塗り塗料」。

なぜ下塗り塗料が必要なのか、疑問を抱いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実際のところ、下塗り塗料はとても重要な役割を担っています！

そこで今回は、下塗り塗料について詳しく解説してまいります。

下塗り塗料とは？

まず初めに、下塗り塗料とは塗装工事で最初に壁や屋根に塗る塗料のことを言います。

仕上げに塗る塗料とは異なり、色は乳白色や透明です。

塗装工事の手順として、最初に外壁のヒビ割れの補修や高圧洗浄を行います。

続いて下塗り塗料を使用し、その後上塗りを行っていきます。

塗装工事の工程において、この下塗り塗料は必要不可欠です。

下塗りは外壁以外にも、屋根やウッドデッキなどの木部、鉄製の手すりなどを塗装する際にも必要です。

それでは、なぜ下塗り塗料が重要なのか、その役割について説明してまいります。

下塗り塗料の役割【４つ】

@ 外壁と上塗り塗料を接着させてくれる

実際のところ、上塗り塗料には接着力がほとんどありません。

したがって、そのまま外壁に塗ったとしても、すぐさま剥がれ落ちてしまいます。

そこで大きな役割を果たすのが下塗り塗料です。

下塗り塗料には接着剤のような働きがあるため、外壁と上塗り塗料をしっかりと密着させ、早々に剥がれ落ちるといった事態を防ぎます。

A 傷んだ外壁に上塗り塗料が吸収されるのを防ぐ

通常、新築から１０年以上経過した外壁には多かれ少なかれひび割れや欠損が生じています。

この傷んでしまった外壁の表面は、まるでスポンジのように塗料を吸いこんでしまうのです。

上塗り塗料の機能を最大限に発揮させ、長持ちさせるためには「厚み」が必要です。

しかし、外壁の表面に上塗り塗料が吸収されてしまっては、この「厚み」をつけることができません。

そうすると、塗装に色や艶のムラが生じてしまい、綺麗に仕上げることができなくなってしまいます。

そればかりか、塗装が薄くなってしまっている箇所に不具合が生じることもあるのです。

そこで下塗り塗料を使えば、傷んでしまっている外壁に塗料が吸収されるのを防ぐことができます。

色や艶にムラがなく、仕上がりも綺麗になります。

ただし、下塗り塗料は十分に使用しなければ、その効果を発揮することができません。

傷んでいる外壁に、下塗り塗料もまた吸い込まれてしまうためです。

そうすると、たとえ下塗り塗料を使用したとしても、上塗り塗料を密着させることはできません。

外壁の劣化が著しい場合は、それに応じて下塗り塗料を２回塗るなどの対策が必要になります。

B 塗装の機能を向上させる

下塗り塗料は種類によって、様々な機能を併せ持っています。

ここで代表的なものを挙げると、「下地表面を固める機能」「防カビ機能」「防サビ機能」などです。

そのほかにも、太陽熱を効果的に反射する「遮熱機能」を持つものもあります。

ご自宅の下地や、周辺の環境に合わせた下塗り塗料を用いることで、さらに塗装の質を向上させることが可能となります。

C 下地の色を隠し、綺麗な仕上がりにする

下塗り塗料の中には、現在の外壁色を覆い隠す機能を持っているものもあります。

例えば、濃い色の外壁から淡い色へと塗り替えを行う場合、下地である元の色味が透けてしまうことがあります。

白色の下塗り塗料を十分に使用し、できるだけ下地の色を覆い隠すことで、思い通りの色に仕上げることができます。

いかがでしたでしょうか？

次回は「中塗り」について更新予定ですので、ぜひ合わせてご覧下さい。

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