【武雄市I様邸の外壁塗装】屋根を一新!葺き替え工事| 株式会社キス(プロタイムズ佐賀西店)

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【武雄市I様邸の外壁塗装】屋根を一新!葺き替え工事

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佐賀県白石町の外壁塗装・屋根塗装専門店、株式会社キスです。

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今回のブログを執筆させていただくのは、外装劣化診断士の木須です。


武雄市I様邸の屋根葺き替え

武雄市I様邸にて「屋根葺き替え」を行いましたので、本日はその様子を公開いたします!


武雄市I様邸の外壁塗装(屋根葺き替え工事)

 @「屋根葺き替え」とは?

屋根の「葺き替え」という言葉は、聞きなれないという方が多いのではないでしょうか。
屋根の葺き替え工事とは、老朽化した屋根材を新しいものに交換する大規模なリフォーム工事の一つです。

「葺く」という言葉には、屋根材を設置して仕上げるという意味合いがあります。
既存の古い屋根材を全て撤去した後に下地を補修し、新たに準備した屋根材を取り付けるのが屋根葺き替え工事です。

屋根は住宅全体を雨風から守る重要な部分であり、定期的な点検やメンテナンスが不可欠です。
特に、長期間使用された屋根材は経年劣化が進み、雨漏りや断熱性の低下、さらには家屋全体の劣化に繋がることもあります。
ここでは、屋根の葺き替え工事の基本的な流れや注意点について詳しく説明します。


屋根葺き替え工事のメリット

◆ 耐久性の向上

新しい屋根材に交換することでほぼ新品同様になり、住宅全体の寿命を延ばすことができます。

屋根材は素材によって耐用年数が異なります。
和瓦の場合は50年以上と言われており、スレート屋根になると20~25年ほどです。
ガルバリウム鋼板をはじめとする金属屋根は25~35年が目安ですが、以前よく使用されていたトタンになると10~20年と短くなります。
加えて、屋根材に下地となる防水紙は15~20年、野地板は30~40年とされています。

長期間使用された屋根材を交換することで、雨漏りや断熱効果の低下を防ぎます。

◆ 安全性やエネルギー効率の向上

葺き替え工事では、既存の屋根材とは別の種類のものへ変更することも可能です。
最新の屋根材には、耐震性や耐久性をはじめとする安全性に優れたものもあります。
また、高い断熱効果や遮音性を持つものが多く、室内の温度を安定させる効果が期待できます。
これにより、冷暖房費の削減にもつながります。

◆ 見た目を綺麗に保つ

屋根の見た目が一新されるため、住宅全体の外観が美しくなります。
特に古い屋根材を使用している場合、新しい屋根に変えることで、家全体が新築のような印象になります。
屋根の葺き替え工事では、瓦からスレート屋根、金属屋根など、屋根材の種類を変えることも可能です。
建物の印象を大きく左右する屋根を替えることで、イメージチェンジも図ることができます。

屋根葺き替え工事が必要なタイミング

耐用年数が過ぎた屋根材は、雨漏りのリスクが高まり、ひび割れや欠けが見受けられるようになります。
特に以下のような兆候が見られたら、屋根の葺き替えを検討する時期かもしれません。

◆ 屋根材に剝がれや割れがある

屋根材の劣化症状の中でも、色褪せやカビの発生、軽度のヒビなどは補修の上、塗装で対応することが可能です。
しかし、錆により穴が開いていたり、屋根に剥がれや割れなど、補修では手に負えないほど損傷が激しい場合は、下地まで傷んでいる恐れがあります。
その場合は、下地まで確実に補修するためにも、屋根葺き替え工事をおすすめします。

◆ 雨漏りや天井のシミ

ひどい雨漏りにお悩みの場合は、葺き替え工事を視野に入れる必要があります。
屋根は屋根材の下に、防水紙や野地板、垂木といった下地が存在しています。
屋根材に破損や瓦のズレがあっても、基本的に防水紙の機能がしっかりしていれば雨漏りは起こりません。
しかし、雨漏りが生じているということは、その防水紙が機能を果たしていないというサインです。
これを長く放置してしまうと、さらに野地板まで傷んでしまい、腐食を招いてしまいます。

◆ 断熱効果や遮音性の低下

屋根の定期点検は数年に一度行うのが望ましく、特に台風や強風、大雪などの影響を受けた後には、早めの点検が推奨されます。
これにより、小さな損傷を早期に発見し、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。

その他にも瓦に欠けやズレが生じていたり、屋根裏に湿気がこもる場合なども、業者にご相談されることをおすすめします。


塗装だけでは対応できない理由

一般的に屋根リフォームと呼ばれるものの中で、最もリーズナブルに行えるのが塗装です。
メンテナンス費用を抑えるためにも、どうにか塗装で対応できないものかとお考えになる方もいらっしゃるかもしれません。
お気持ちは理解できますが、寿命を迎えている屋根材や、劣化が激しい屋根にいくら塗装を施したところで、塗料が密着しません。
防水性を取り戻すこともできず、仮に塗装したとしても、早々に機能を失ってしまいます。

屋根塗装は、あくまでも防水性と美観を維持することが目的です。
残念ながら、損傷が激しい屋根を補修できるものではありません。
葺き替え工事は一時的に大きな費用がかかりますが、そのぶん耐久性が高まり建物の健康寿命を延ばすことができます。
長く安心して暮らせるようになり、長い目で見ると総合的な出費を抑えることにも繋がります。

I様邸の屋根葺き替え工事の流れ

◆ 足場の設置

まずは、安全な作業環境を確保するために足場を設置します。

武雄市I様邸の外壁塗装(葺き替え工事)その1

屋根は高所での作業になるため、職人が安全に作業できるよう足場は必須です。
また、足場には防塵シートをかけ、周囲へのごみやほこりの飛散を防ぎます。

◆ 既存の屋根材の撤去

次に、古くなった屋根材を取り除きます。
1枚1枚手作業で瓦を剥がし、棟部の鬼瓦やのし瓦も降ろしていきます。

武雄市I様邸の外壁塗装(葺き替え工事)その2

武雄市I様邸の外壁塗装(葺き替え工事)その3

屋根材の下の土や下葺き材を撤去した後、一度清掃します。
撤去した古い屋根材は産業廃棄物として処分されます。

◆ 野地板や防水シートの確認と補修

屋根材を撤去した後、野地板(屋根の下地部分)や防水シートの状態を確認します。
野地板が劣化している場合や、防水シートが傷んでいる場合は、このタイミングで補修または交換を行います。
防水シートは、雨水の侵入を防ぐ重要な役割を果たしているため、耐久性の高いものを選ぶことが大切です。

◆ 新しい屋根材の設置

野地板と防水シートの確認・補修が完了したら、新しい屋根材を取り付けます。

武雄市I様邸の外壁塗装(葺き替え工事)その4


選択する屋根材には様々な種類があり、主に以下の3つが一般的です。

① 瓦屋根
耐久性が高く、見た目も重厚感がありますが、重量があるため、住宅の構造をしっかりと確認する必要があります。

② スレート屋根(コロニアル)
薄くて軽量で、比較的コストも抑えられるため、一般的な住宅でよく使用されます。
ただし、耐用年数が短い傾向があります。

③ 金属屋根
トタンやガルバリウム鋼板などが使われ、軽量で耐久性に優れています。
耐腐食性が高く、近年では断熱効果の高い金属屋根も多く登場しています。

今回は①の瓦屋根を採用しております。

武雄市I様邸の外壁塗装(葺き替え工事)その5

流れてきた雨が浸入してしまう事態に陥らないよう、下から上に施工していきます。

武雄市I様邸の外壁塗装(葺き替え工事)その6

◆ 仕上げと最終確認


武雄市I様邸の外壁塗装(葺き替え工事)その6

葺き替え工事にかかる工事日数は順調な場合で1週間~10日前後が目安となります。
雨天時など天候不良の場合は長引くこともあり、2週間ほどかかることもあると念頭に置いておくようにしてください。

武雄市I様邸の外壁塗装(葺き替え工事)その7

新しい屋根材の設置が完了したら、仕上げ作業として棟板金の設置や細部の調整を行います。
その後、雨樋や屋根の端部などもチェックして、問題がないか確認します。
工事後には、しっかりとした点検を行い、雨漏りが発生しないかどうかを確認することが重要です。

まとめ

屋根の葺き替えは、大切な住まいを長持ちさせるために重要なリフォーム工事です。
適切なタイミングでの点検やメンテナンスを行い、必要に応じて葺き替えを検討することで、雨漏りや断熱性の低下を防ぎ、快適な住環境を保つことができます。

外壁塗装の機会に、屋根葺き替え工事も一緒にご検討されることをおすすめします。
塗装の際に足場を設置するため、同時に工事を行えば、足場代が1回分で済みます。
費用や工期の面で大きな負担がかかることもありますが、長期的な視点で見れば、住宅の耐久性やエネルギー効率の向上といったメリットが得られるため、計画的な実施が大切です。

弊社キスでは、適切な塗料の選定や施工手順の遵守、現場管理を徹底しております。
そうすることで、お客様にとって大切なお住まいを長きに渡ってお守りし、美しい仕上がりの外壁塗装を実現しております。
4000棟以上の実績を誇り、施工はもちろんのこと、アフターフォローに至るまでしっかりと責任を持って施工と向き合っております。
豊富な知識と経験をもとに最適な塗装工事をご提供いたしますので、ぜひご安心してお任せください。

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ブログ執筆者/監修者

株式会社キスのブログ監修者の木須寛勝

株式会社キス 専務取締役 木須 寛勝

保有資格:1級建築施工管理技士、一級塗装技能士、外装劣化診断士、一般建築物石綿含有建材調査者、木造建築士、測量士補、コンクリート技士、福祉住環境コーディネーター2級

大学で建築について専門的に学び、多くの資格を取得した後、大手建設会社(ゼネコン)で7年間現場監督を勤めました。
オフィスビルや商業施設をはじめ、工場、さらには病院、大学…と幅広い分野の建設管理に携わり、経験と知識を積みました。

幼い頃から父母が誇りを持って仕事をしている姿や、お客様が「ありがとう」と喜んでくださる笑顔を見て育ち、次第に自分も地元である佐賀に帰り、地域に貢献したいと思うようになりました。
現在は保有資格やこれまで培ってきた経験を活かし、外壁塗装の劣化診断やご提案、塗装工事の現場管理を行っています。
お客様とのご縁に感謝し、衣食住の「住」である大切なお住まいを全力でお守りできるようサポートいたします!


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屋根塗装・外壁塗装・雨漏りなど住宅のことで気になる事がございましたら、株式会社キスへいつでもお電話ください!

弊社では、お客様が心からご納得いただいた上で塗装工事を迎えられるよう、丁寧に寄り添います。

無理な勧誘や契約は一切行いませんので、ご安心下さい。

ご自宅の現場調査や診断報告はもちろん、各種お見積もり等のご相談も無料で承っておりますので、お問い合わせをお待ちしております。


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