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今回のブログを執筆させていただくのは、外装劣化診断士の木須です。
佐賀県小城市O様邸のタイル貼り工事

@ 外壁タイルとは?
外壁タイルは、粘土や長石といった自然素材を高温で焼成して作られた外壁材です。
粘土や長石をはじめとする自然素材は、劣化することなく存続することができ、無機物と呼ばれています。
タイルはその無機物を原料としていることから、他の外壁材と比較して紫外線や雨風に強く、優れた耐久性を誇ります。
また、1300℃にも及ぶ高温で焼き固められることから頑丈で、外壁を傷付ける砂埃にも動じません。
吸水率も極めて低く耐候性に優れていることから、建物にとって大敵である水トラブルも起きづらいとされています。
A. 素材の種類
磁器質タイル(吸水率約1%以下)やせっ器質タイル(吸水率5%以下)、陶器質タイル(吸水率22%以下)などがあり、外壁には主に高密度で耐水性の高い磁器質やせっ器質が選ばれます。
B. 外壁タイルの施工方法
◆ 湿式工法(モルタル使用)
モルタル(セメントと砂を水で練ったもの)を使用して、タイルを下地に手作業で貼り付ける方法です。
モルタルを作る際に水を使用することから「湿式」と呼ばれます。
◆ 乾式工法(接着剤使用)
接着剤や専用の下地材(サイディングボードなど)を使用して、タイルを貼り付ける方法です。
水を使用しないため「乾式」と呼ばれます。
現在、多くの現場では後者の乾式工法が採用されています。
理由としては、モルタルのように乾燥を待つ必要がないため工期を短縮できることや、コストを抑えられる点が挙げられます。
合わせて、弾性の接着剤を用いることで、下地やタイルの伸縮に追従することができ、目地の割れやタイルの剥落といったリスクを回避することができます。
ただし、接着剤や下地材も経年劣化していくことから、定期的な点検とメンテナンスが必要です 。
C. メンテナンスが必要な箇所と時期
◆ 目地・シーリング部分
上述の湿式工法ではモルタルを使用することから、硬化によって伸縮に追従できなくなり、目地に隙間ができたり、ひび割れの発生が懸念されます。
乾式工法においても、目地のシーリング材(コーキング)は、7~10年で劣化し始めるのが一般的です 。
経年劣化により目地に割れや痩せが生じると、そこから雨水が侵入して下地を傷める原因になりかねません。
◆ タイルの浮きや剝がれ
◆ タイルのひび割れや破損
D. O様邸のタイル貼り工事の流れ
タイルが剥がれ、歯抜けの状態になっていました。


丁寧にタイルを固定し、違和感なく修復することができました。
E. まとめ
早期発見・早期修理でトラブルの拡大を防ぐことができれば、コストも抑えられます。
定期的な点検でお住まいの健康状態を管理し、必要応じた補修を施すことで、品質と安心を長持ちさせましょう。

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