【佐賀県小城市の外壁塗装】タイル貼り工事| 株式会社キス(プロタイムズ佐賀西店)

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【佐賀県小城市の外壁塗装】タイル貼り工事
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佐賀県白石町の外壁塗装・屋根塗装専門店、株式会社キスです。

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今回のブログを執筆させていただくのは、外装劣化診断士の木須です。


佐賀県小城市O様邸のタイル貼り工事

佐賀県小城市O様邸にて「タイル貼り工事」を行いましたので、本日はその様子を公開いたします!

小城市O様邸のタイル貼り工事


タイルは耐候性・耐傷性・耐水性に優れていることや、その美しさから多くの建物に取り入れられています。
サイディング外壁やモルタル外壁と比べて長寿命であることから、メンテナンスフリーと言われることもありますが、決して管理が必要ないわけではありません。
そこで今回は外壁タイルの概要にはじまり、メンテナンスが必要な箇所や時期、実際の施工について詳しく解説してまいります。


@ 外壁タイルとは?

外壁タイルは、粘土や長石といった自然素材を高温で焼成して作られた外壁材です。

粘土や長石をはじめとする自然素材は、劣化することなく存続することができ、無機物と呼ばれています。

タイルはその無機物を原料としていることから、他の外壁材と比較して紫外線や雨風に強く、優れた耐久性を誇ります。


また、1300℃にも及ぶ高温で焼き固められることから頑丈で、外壁を傷付ける砂埃にも動じません。

吸水率も極めて低く耐候性に優れていることから、建物にとって大敵である水トラブルも起きづらいとされています。


A. 素材の種類

磁器質タイル(吸水率約1%以下)やせっ器質タイル(吸水率5%以下)、陶器質タイル(吸水率22%以下)などがあり、外壁には主に高密度で耐水性の高い磁器質やせっ器質が選ばれます。





B. 外壁タイルの施工方法

◆ 湿式工法(モルタル使用)

モルタル(セメントと砂を水で練ったもの)を使用して、タイルを下地に手作業で貼り付ける方法です。

モルタルを作る際に水を使用することから「湿式」と呼ばれます。


◆ 乾式工法(接着剤使用)

接着剤や専用の下地材(サイディングボードなど)を使用して、タイルを貼り付ける方法です。

水を使用しないため「乾式」と呼ばれます。


現在、多くの現場では後者の乾式工法が採用されています。

理由としては、モルタルのように乾燥を待つ必要がないため工期を短縮できることや、コストを抑えられる点が挙げられます。

合わせて、弾性の接着剤を用いることで、下地やタイルの伸縮に追従することができ、目地の割れやタイルの剥落といったリスクを回避することができます。

ただし、接着剤や下地材も経年劣化していくことから、定期的な点検とメンテナンスが必要です 。


C. メンテナンスが必要な箇所と時期

◆ 目地・シーリング部分

上述の湿式工法ではモルタルを使用することから、硬化によって伸縮に追従できなくなり、目地に隙間ができたり、ひび割れの発生が懸念されます。

乾式工法においても、目地のシーリング材(コーキング)は、7~10年で劣化し始めるのが一般的です 。

経年劣化により目地に割れや痩せが生じると、そこから雨水が侵入して下地を傷める原因になりかねません。


◆ タイルの浮きや剝がれ

タイル外壁は頑丈ではありますが、下地のモルタル・接着剤の劣化や季節変動に伴う伸縮などによりタイルの浮きや剥がれが発生することがあります。
放置すると見た目の問題だけでなく、雨水が内部に浸入して建物の構造を弱めたり、カビやサビの発生を引き起こす可能性があります。
さらにタイルの剥がれが進むと、剥落により通行人や近隣の物に被害を与える事故のリスクも高まるため、早々に対処するようにしましょう。


◆ タイルのひび割れや破損

高い耐候性と耐傷性を誇るタイルですが、外部からの衝撃や自然災害によりタイル表面にヒビが入ることがあります。
破損が激しい場合は、その箇所から水分が浸入し、付着力を失うことから、タイル自体の剥がれを招いてしまいます。
いずれの場合も早めに業者に相談し、交換や補修を依頼するようにしましょう。

D. O様邸のタイル貼り工事の流れ

タイルが剥がれ、歯抜けの状態になっていました。

上述の通り、タイル外壁自体は丈夫ですが、下地の劣化や季節変動に伴う伸縮などにより、このように剥離が生じるケースがあります。

小城市O様邸の外壁塗装(タイル貼り)その1


美観が損なわれるだけでなく、雨水が内部に浸入してしまうと、建物内部にまで影響を及ぼす恐れが出て来るため、速やかな処置が必要です。

剝がれてしまっている箇所に改めてタイルを貼り付けていきます。


小城市O様邸の外壁塗装(タイル貼り)その2


小城市O様邸の外壁塗装(タイル貼り)その3


丁寧にタイルを固定し、違和感なく修復することができました。


E. まとめ

外壁タイルの素材自体は長寿命ですが、目地や下地材の劣化は避けられず、定期的なメンテナンスが必要です。
放置すると雨水が浸入し、建物内部が腐食する可能性が出て来るばかりか、落下による危険性も心配されます。

早期発見・早期修理でトラブルの拡大を防ぐことができれば、コストも抑えられます。

定期的な点検でお住まいの健康状態を管理し、必要応じた補修を施すことで、品質と安心を長持ちさせましょう。


弊社キスでは、適切な塗料の選定や施工手順の遵守、現場管理を徹底しております。
そうすることで、お客様にとって大切なお住まいを長きに渡ってお守りし、美しい仕上がりの外壁塗装を実現しております。
4000棟以上の実績を誇り、施工はもちろんのこと、アフターフォローに至るまでしっかりと責任を持って施工と向き合っております。
豊富な知識と経験をもとに最適な塗装工事をご提供いたしますので、ぜひご安心してお任せください。

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ブログ執筆者/監修者

株式会社キスのブログ監修者の木須寛勝

株式会社キス 専務取締役 木須 寛勝

保有資格:1級建築施工管理技士、一級塗装技能士、外装劣化診断士、一般建築物石綿含有建材調査者、木造建築士、測量士補、コンクリート技士、福祉住環境コーディネーター2級

大学で建築について専門的に学び、多くの資格を取得した後、大手建設会社(ゼネコン)で7年間現場監督を勤めました。
オフィスビルや商業施設をはじめ、工場、さらには病院、大学に至るまで、幅広い分野の建設管理に携わり、経験と知識を積みました。

幼い頃から父母が誇りを持って仕事をしている姿や、お客様が「ありがとう」と喜んでくださる笑顔を見て育ち、次第に自分も地元である佐賀に帰り、地域に貢献したいと思うようになりました。
現在は保有資格やこれまで培ってきた経験を活かし、外壁塗装の劣化診断やご提案、塗装工事の現場管理を行っています。
お客様とのご縁に感謝し、衣食住の「住」である大切なお住まいを全力でお守りできるようサポートいたします!

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屋根塗装・外壁塗装・雨漏りなど住宅のことで気になる事がございましたら、株式会社キスへいつでもお電話ください!

弊社では、お客様が心からご納得いただいた上で塗装工事を迎えられるよう、丁寧に寄り添います。

無理な勧誘や契約は一切行いませんので、ご安心下さい。

ご自宅の現場調査や診断報告はもちろん、各種お見積もり等のご相談も無料で承っておりますので、お問い合わせをお待ちしております。


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